この記事では次の内容をまとめています。
・メディア露出の方法
・メディア露出を狙うべき理由
・メディア露出を獲得する方法
メディア露出を増やして売上に繋げたいと考えているBtoB企業が知っておくべきことを全てまとめました。
BtoB企業のメディア露出の2つの方法
この章ではBtoB企業のメディア露出の種類をご紹介します。
1.広告を出す
2.広報・PR
広告を出す
まず、広告枠を買い取る方法です。
テレビCMや新聞の広告欄での露出がこれに当たります。
指定の金額を出せば露出が可能で、広告に載せる文言も自分達で決めることができます。
一方で、デメリットは費用がかかること。
また、メディアの視聴者や読者が「これは宣伝だ」と気づきやすく、広告をあまり見ないケースもある点に注意が必要です。
広報・PR
メディアから取材を受けて、番組や記事などのコンテンツとして露出するパターンです。
例えば、次のようなものが当てはまります。
- 地方の企業を紹介するテレビ番組で取り上げられる
- 社長へのインタビュー記事が新聞に乗る
このパターンで露出するために、企業はメディア関係者に向けて自社の情報を積極的に発信します。
広報やPRのメリットはメディアからの依頼なので露出に費用がかからないこと。
また、広告に比べて信頼性が高いことです。
ただし、詳しい掲載内容はメディア側に決定権があるのはデメリットです。
BtoB企業がメディア露出を狙うべき理由6つ
この章ではBtoB企業がメディアに露出するメリットをご紹介します。
1.企業の認知が広がる
2.客観的な発信により企業の信頼性が高くなる
3.ブランディングになり差別化ができる
4.広告費用がかからない
5.企業のメッセージが伝わる
6.企業の資産になる
企業の認知が広がる
メディアに露出することで、企業やサービスが認知度が高くなります。
例えば、キー局の番組に取り上げられれば、一気に全国に認知されるチャンスがあります。
全国区のメディアでなくても、業界誌に載れば見込み客になる可能性の高い人に認知され、十分にリード獲得のチャンスになるでしょう。
メディアに露出すれば、今まで辿り着けなかった層にアピールすることができるのがメリットです。
客観的な発信により企業の信頼性が高くなる
広告と広報・PRの違いは客観的な視点が入っているかどうか。
後者は記者やディレクターなどの第三者がコンテンツを制作しているため、広告に比べて情報の信頼性が高いです。
例えば、広告で製品のメリットを載せても「どうせ良いことばっかり言ってるんだろう」と信じてもらえないことも。
一方で、番組や記事の中でメリットを紹介する場合「そんな価値があるものなんだ」と前向きに受け止めてもらいやすく、押しつけ感のない自然なアピールができます。
ブランディングになり差別化ができる
メディア露出は他社との差別化ポイントになります。
特に広報・PRによるメディア露出は狙っても実現できるとは限らないため特別感がありますし、注目されている企業であることをアピールする材料になります。
顧客にとっても安心して問い合わせができるというメリットがあります。
広告費用がかからない
広報・PRではメディア側から依頼を受けて露出するため、企業側が費用を負担する必要はありません。
つまり、無料で認知度を上げることができます。
一方で、広告の場合、出稿料を払わなければいけません。
例えばテレビCMの場合、局や流す回数にもよりますが、数十万、数百万の費用がかかることも。
使える予算には限りがあるからこそ、PRによるメディア露出を狙いたいですね。
企業のメッセージが伝わる
メディア露出をする中で、「企業として何を大切にしているのか」「どのような価値を社会に提供できるのか」といったことをアピールできます。
特にBtoBでは商品やサービスの専門性が高いため、直接的な売り込みよりも、こうしたメッセージの発信が潜在顧客やパートナー企業からの信頼を獲得するのに効果的です。
企業の資産になる
テレビ番組、新聞記事、業界誌への露出は「第三者に紹介された証拠」として長期的に活用できます。
例えば、営業資料や公式サイトに「◯◯新聞に掲載されました」と掲載することで信頼性をアピールできます。
また、社内で共有すれば、社員は自分の仕事に誇りを持てますし、モチベーション向上にも繋がります。
BtoB企業がメディア露出すると得られる効果5つ
この章ではBtoB企業がメディアに露出することで得られる効果をご紹介します。
1.営業活動の代わりになる
2.社員のモチベーションアップ
3.既存顧客との関係強化
4.採用に有利になる
5.別のメディア露出のきっかけになる
営業活動の代わりになる
メディアを通して多くの人に企業の情報が届くことで認知度アップに繋がり、営業活動の代わりになってくれます。
一度に多くの企業や人にアプローチするため、効率も非常に良いです。
また、YouTube動画や、見逃し配信のある番組で取り上げられた場合、何度もコンテンツが見られることで長期的な効果も期待できます。
社員のモチベーションアップ
「自分が働いている会社がメディアで紹介された」という事実は社員のモチベーションに直結します。
また、コンテンツを通して普段の仕事が社会にどう役立っているかを再確認でき、仕事への意欲が高まります。
さらに「自分の会社が評価されている」という実感は、離職防止やチームの結束力向上にもつながります。
既存顧客との関係強化
メディアに露出することは新規顧客だけでなく、既存顧客に対しても「この会社は注目されている」「しっかり成果を出している」と安心感を与えられます。
また、記事や番組をきっかけに「御社の取り組みを見ました」といった会話が生まれ、信頼関係をさらに深めることができます。
長期的な取引が多いBtoBビジネスでは、顧客からの信頼を維持し続けることが非常に重要であり、メディア露出はその有効な手段となります。
採用に有利になる
求職者が「どんな会社なのか」を判断する材料のひとつが外部からの評価です。
メディアで取り上げられると「信頼性の高い企業」「成長している企業」という印象を与え、応募意欲を高められます。
人材不足に悩む企業や業界にとっては大きなメリットです。
別のメディア露出のきっかけになる
1つのメディア露出が他のメディアの担当者の目に留まり、新たな露出が生まれることもあります。
特に広報やPRによって露出した場合はこの現象が起きやすいです。
なぜなら、既にメディアに取り上げられているものは「世間の関心が高い話題」と判断されやすく、多くの人に見られるコンテンツの制作を目指しているメディア担当者にとってはとても魅力的だからです。
BtoB企業がPRに使えるメディアの種類6つ
この章ではBtoB企業が露出を狙うべきメディアをご紹介します。
1.テレビ
2.新聞
3.ラジオ
4.業界紙・業界WEBメディア
5.SNS
6.インフルエンサー
テレビ
視聴者数が多く、影響力はとても大きいです。
BtoB企業の場合、ニュース番組、経済番組、ドキュメンタリー番組で取り上げられるケースが多く、業界内外での注目度を一気に高められます。
新聞
ビジネスパーソンの多くが目を通す新聞は、社会的な信頼性が高く、BtoB企業にとっては成果に繋がりやすいメディアです。
全国紙や経済紙に掲載されると、企業の信頼性や専門性を強くアピールできます。
地域密着型のビジネスの場合、地方の新聞でも十分に効果が期待できます。
ラジオ
テレビや新聞に比べるとユーザーが少なく、効果も低そうと思うかもしれませんが、ラジオは「ながら聴き」されやすいためリーチが広いのが特徴です。
新聞と同様、地方のラジオ局での露出は地元の顧客・取引先へのアピールに効果的です。
出演だけでなく、協賛を通して親近感を持たせることもできます。
業界紙・業界WEBメディア
BtoB企業にとって直接的にターゲットへ届くのがこれらのメディアです。
専門紙や、業界のニュースサイトを日常的にチェックしている意思決定者は少なくありません。
新商品発表、業績、製品情報など、定期的に情報を発信することでターゲットとの接触を増やしたいですね。
SNS
X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、LinkedInなどのSNSは、自社の発信をダイレクトに届けられる強力な手段です。
SNSのメリットといえばなんと言っても拡散力の高さ。
一方で、炎上リスクがあるのはデメリットです。
インフルエンサー
業界内で影響力を持つ人に自社について紹介してもらうことで、同業界・関連業界での認知が広がります。
お金を出してPRを依頼する場合でも、通常の広告に比べると宣伝感が薄く、第三者視点での発信になるため信頼性を獲得しやすい点が魅力です。
BtoB企業がメディア露出を獲得する方法8選
この章ではBtoB企業がメディア露出を獲得するためにすべきことをご紹介します。
1.広告枠を買う
2.プレスリリースを出す
3.メディアに電話・FAXで直接アピール
4.メディアに企画を持ち込む
5.メディアの記者に直接連絡する
6.メディア関係者との人脈を作る
7.検索エンジン対策をする
8.PR会社に広報を外注する
広告枠を買う
広告費を支払い、メディアに企業広告を掲載します。
テレビCM、雑誌の広告欄など様々な種類があります。
確実にメディア露出できるのがメリットで、狙ったターゲット層に直接アプローチできます。
一方で、
- 費用がかかる
- 宣伝色が強い
というデメリットがあります。
プレスリリースを出す
プレスリリースとは企業や組織が報道関係者に向けて出す文書のこと。
新商品のリリース、イベントの開催など、発表する内容は様々です。
担当者の目に留まればメディアに取り上げられ、第三者目線で情報が発信されます。
メディア関係者は日々大量のプレスリリースに触れており、その中から採用されるには書き方が大事です。
担当者に「取り上げたい」と思われるプレスリリースの書き方は後でご紹介します。
メディアに電話・FAXで直接アピール
報道機関に
- 電話
- FAX
- 問い合わせフォーム
などを用いて、プレスリリースの内容を直接伝えるやり方です。
プレスリリースを出すだけでは反応が薄い場合のフォロー手段として有効です。
メディアに企画を持ち込む
「このような内容で弊社を取り上げてもらえませんか?」とこちらから企画を提案するやり方です。
単に情報提供をするのではなく、記事や番組の構成をイメージしやすい形で伝えるのがポイントです。
例えば、業界動向や社会が抱える課題と絡めた内容にすると、編集部の関心を得やすくなります。
メディアの記者に直接連絡する
メディア関係者に直接アプローチする方法です。
メディア単位ではなく、個人に連絡することで目に留まりやすくなります。
関係者の連絡先を見つけるには以下のような方法があります。
- ネットで検索する
- SNSで探す
メディア関係者との人脈を作る
普段からメディア関係者との人脈を作っておくことも大切です。
積極的に交流し、関係を築けていると、取材や掲載に繋がりやすくなります。
また、企画を提案する際、何も関係がない人に提案するよりも、交流のある人にアプローチすることで採用率も高くなります。
SNSで交流したり、異業種交流会に参加したりして人脈を作っておきましょう。
検索エンジン対策をする
検索エンジン対策とはSEOを活用し、自社Webサイトや関連記事がネットの検索結果で上位に表示されるようにすることです。
メディアの記者や編集者はネットで情報収集を行うこともあります。
その際に検索結果に表示されることで露出のきっかけとなります。
PR会社に広報を外注する
広報専門コンサルやPR会社にメディア対応や企画提案を委託する方法です。
メディア露出に関する豊富なノウハウや人脈を活用でき、効率的、且つ戦略的に露出を狙えます。
費用はかかるものの、これまであまりメディア露出施策が上手くいかなかった企業や、自社内に広報機能がない企業にはおすすめの方法です。
BtoB企業がプレスリリースをするときのポイント9選
この章では企業がプレスリリースで結果を出すためにすべきことをまとめました。
1.メディアの競合他社の取り上げ方を調べる
2.タイトルとリード文を工夫する
3.社会に与えるインパクトを強調する
4.特別感・独自性をアピールする
5.PRに適切な時期を選ぶ
6.企業ストーリーを語る
7.画像・写真・動画を入れる
8.メディアの利用者の特性を理解する
9.メディアごとにプレスリリースの切り口を変える
メディアの競合他社の取り上げ方を調べる
まず、露出したいメディアが同業種の企業についてどのように取り上げているかを研究しましょう。
- メディアが求めている切り口
- フォーカスされているポイント
を把握することで、採用されるプレスリリースの作成方法が分かります。
また、他社との差別化ポイントも見えてくるでしょう。
タイトルとリード文を工夫する
記者や編集者は日々たくさんのプレスリリースに触れており、その1つ1つにじっくり目を通す暇はありません。
その中で自社のプレスリリースを見てもらうにはタイトルとリード文に力を入れ「続きを読もう」と思ってもらうことが重要です。
具体的には
- インパクトのあるワードを使う
- 要点を分かりやすく伝える
などの工夫があると、記者の目に留まります。
社会に与えるインパクトを強調する
- 自社が社会に対してどんなインパクトを与えるのか
- 製品・サービスがどんな社会問題を解決するのか
こうした点をアピールしましょう。
メディアは社会に密接に関わっているものなので、公共性や話題性を打ち出すことで「取り上げる価値がある」と判断しやすいです。
また、社会や業界の課題に関係しているトピックは記事の切り口が作りやすく、読者の関心も引けるので採用されやすくなります。
特別感・独自性をアピールする
「初めて」「業界唯一の」「限定」など、他にはない特徴を前面に出すとニュース性が高まり、記者の目を引くことができます。
また、他社との差別化を図ることもできます。
PRに適切な時期を選ぶ
- 業界の主要イベント
- 季節
- 社会が関心を持つタイミング
に合わせてアピールすることで注目度が高まります。
例えば、業界予測を発信するなら、年度末が適切です。
また、新商品に関する情報を出すなら、その業界の大きなイベントが行われる直前が望ましいでしょう。
内容ごとにリリースに適切な時期を考えてみましょう。
企業ストーリーを語る
数字や機能説明だけではなく、企業が持つ理念や商品開発に至るまでのストーリーを加えると、情報に厚みが出て、露出に繋がります。
読者が共感できる物語性を持たせることで、単なる紹介以上の価値を伝えることができます。
画像・写真・動画を入れる
プレスリリースでは文章だけでなく、視覚的に分かりやすい素材を用意すると採用の確率が高まります。
例えば、
- 製品写真
- グラフ
- 動画
などを添付すると、イメージが湧きやすく、読者に情報がより伝わりやすくなります。
メディアの利用者の特性を理解する
メディアはより多くの人にコンテンツを届けることを目指しています。
だからこそ、メディアのメイン層に刺さるようなトピックは担当者に採用されやすいです。
新聞、専門誌、SNSなど、メディアはそれぞれ読者層が異なります。
そこでプレスリリースを作成する際は、
- 対象メディアのユーザー層
- その層が知りたいこと・興味があること
を把握し、その上で作戦を練りましょう。
メディアごとにプレスリリースの切り口を変える
複数のメディアに向けてプレスリリースを出す際はメディアごとに切り口を変えましょう。
メディアによって取り上げたいコンテンツの内容は異なるからです。
例えば、同じネタでもビジネス系のメディアには経済性を、一般的なメディアには社会メリットを強調することで採用されやすくなるでしょう。
プレスリリースをいくつも用意するのは手間がかかりますが、採用率を上げるためにも細かい部分にこだわりましょう。
BtoB企業のメディア露出で使えるネタ6つ
この章ではBtoB企業がメディア露出に使えるネタをご紹介します。
1.商品・サービスのリリース
2.実績(表彰・認定)
3.社長からのメッセージ
4.導入事例
5.セミナーやイベントの開催
6.業界情報の発信
商品・サービスのリリース
新製品や新サービスの発表はニュース性が高く、顧客や業界関係者に注目されやすいです。
発売時だけでなく、既存製品のアップデートの際にもプレスリリースを行うと、さらに製品の認知度を高められます。
実績(表彰・認定)
国や自治体からの表彰など、第三者からの評価は信頼性を高めます。
受賞や認定の背景を伝えれば、企業の優位性を自然にPRできますよ。
社長からのメッセージ
トップの考えやビジョンは企業の姿勢を伝える重要な要素です。
ただ伝えたいことを言うのではなく、業界の展望や社会が抱える課題と絡めたメッセージを発信するとメディアに取り上げられやすくなります。
導入事例
顧客の成功事例は企業の信頼性を高めるコンテンツ。
- 導入企業の具体的な情報
- 実際の成果
- 課題解決までのプロセス
などを盛り込むことで説得力が増します。
セミナーやイベントの開催
イベント開催の発表は話題性があり、自社の専門性をアピールすることもできます。
芸能人や、その業界での有名人の登壇があるとさらに注目されやすいです。
業界情報の発信
- 最新の市場調査データ
- 海外動向
- トレンド分析
- 法改正や規制変更が業界に与える影響
など、自社の調査やデータをもとにした情報を発信することで、専門性を示すことができます。
また、業界全体に関する情報はニュースメディアが引用しやすい話題なので、メディア露出に繋がります。
BtoB企業のメディア露出の手順3つ
この章ではBtoB企業がメディア露出するまでの主な手順をご紹介します。
1.メディア露出のゴールを決める
2.露出したいメディアを選択する
3.効果測定
メディア露出のゴールを決める
まず「何のために露出するのか」を明確にしましょう。
- 新規顧客獲得
- 採用強化
- ブランド力向上
- 既存顧客との関係強化
など、目的によって選ぶべきメディアは変わるからです。
ゴールを曖昧にしたまま進めると、露出の機会を得られても会社にあまりメリットをもたらさず、もったいないです。
露出したいメディアを選択する
ゴールを達成するのに適切なメディアを選びましょう。
業界関係者へのリーチを狙うなら業界紙や業界専門ウェブメディア、採用を重視するならSNSやインフルエンサーも良いでしょう。
戦略的に選ぶことで情報がターゲットに届きやすくなり、メディア露出の効果を最大化できます。
効果測定
メディアに取り上げられた後は「どのくらい効果があったか」を必ず検証しましょう。
露出後の
- 問い合わせ数
- 資料請求数
- 自社サイトへのアクセス数
- 採用応募数
などの数字を見ることで、露出の投資対効果が見えます。
定量的なデータが蓄積されていくと、より戦略的なメディア露出施策ができるようになります。
BtoB企業がメディア露出するときの注意点3つ
この章ではBtoB企業がメディア露出する際に注意すべき点をご紹介します。
1.問い合わせが増えるのは露出直後のみ
2.発信するネタを常に探す
3.掲載内容はメディア側が決める
問い合わせが増えるのは露出直後のみ
原則として、メディア露出の効果が現れるのは露出後しばらくの間だけです。
そこで、一度の露出に満足するのではなく、継続的に露出することを目標に行動しましょう。
また、問い合わせが一時的に増えることが考えられるため、迅速かつ丁寧に対応し、次の商談や関係構築に繋げる仕組みを整えることも大切です。
発信するネタを常に探す
一度のメディア露出で終わらせないためには、発信するネタを探し続けることが重要です。
先ほど紹介したように、ネタは新商品のリリースだけでなく、イベント開催や表彰など、意外と身近にあるもの。
普段の業務の中で「ニュースになり得る話題」がないか意識し、タイムリーに発信していきましょう。
掲載内容はメディア側が決める
広報・PRによるメディア露出の場合、掲載内容はメディア側に委ねられる点に注意が必要です。
広告の場合、自分達で内容を決めて掲載しますが、広報の場合はメディアのコンテンツとして露出するため、必ずしも自社の狙った通りに報道されるとは限りません。
事実と異なる内容が発信されないよう、取材時には分かりやすく、誤解を招かない説明を心がけましょう。
BtoB企業がメディア露出を最大限活用するコツ8つ
この章ではBtoB企業がメディア露出の効果を最大化するために必要なことをご紹介します。
1.自社ウェブサイトを充実させる
2.1つのネタを複数のメディアへ展開する
3.メディア掲載の事前告知を行う
4.長期計画を立てる
5.メディア露出の実績を活用する
6.記者との関係を維持する
7.PRノウハウを社内に貯める
8.カスタマージャーニーマップを作成する
自社ウェブサイトを充実させる
記事や番組を見てあなたの企業に興味を持った人は企業サイトに訪問する可能性が高いです。
そこで、自社ウェブサイトのコンテンツを充実させ、さらに興味を持ってもらえるようにしましょう。
具体的には次のような準備をしておくと成果に繋がりやすくなります。
- メディアでの掲載内容と関連する情報を載せる
- 製品・サービス説明を分かりやすくまとめておく
- 問い合わせや資料請求の導線を整える
1つのネタを複数のメディアへ展開する
せっかく作成したネタは1つのメディアだけでなく、切り口を変えて複数のメディアで展開しましょう。
各メディアはそれぞれ読者層が異なるからこそ、同じネタでも異なる角度で取り上げられる可能性があります。
いろいろなメディアにアプローチし、リーチの最大化を目指しましょう。
メディア掲載の事前告知を行う
メディア掲載が決まったら、公式サイト、SNS、メールマガジンで「○月○日に△△に掲載予定」と告知をしましょう。
潜在顧客や既存顧客がメディアを見ることで、自社との接点を作ることができ、関係が強化されます。
また、視聴率や閲覧数に貢献でき、メディア関係者から良い印象を持ってもらえる効果もあります。
長期計画を立てる
先ほども触れたように、メディア露出の効果は長期的に続くわけではなく、ほとんどの場合、露出直後に集中します。
そこで、長期的な計画を立て、継続的に露出の機会を作ることが重要です。
まずは新製品のリリース、展示会、決算発表など、あらかじめ分かっているイベントに合わせて露出を仕掛けていきましょう。
メディア露出の実績を活用する
メディアで取り上げられた実績は、そのまま自社の資産になります。
ウェブサイトの「お知らせ」に随時載せたり、「メディア掲載情報」ページを作って実績をまとめておくと商談や採用にプラスに働きます。
営業資料に載せるのもおすすめです。
記者との関係を維持する
取材や掲載があった際には、お礼の連絡をするなどして、記者との関係を維持しましょう。
良好な関係性が築ければ、新たな取材依頼に繋がる可能性があります。
PRノウハウを社内に貯める
メディア露出を通して得たノウハウは属人化させず、組織に蓄積しましょう。
例えば
- プレスリリースの成功事例
- 効果の高かった広告施策のやり方
- 取材対応の注意点
などを社内で共有し、マニュアル化すれば、担当者が変わっても効果的なメディア露出施策を行えます。
カスタマージャーニーマップを作成する
メディア露出を最大限に活用するには、顧客がどの段階で企業に接触するかを把握する必要があります。
認知、興味、比較、購買といったプロセスごとに、どのメディアが有効かを分析し、最適な露出を計画しましょう。
まとめ
メディア露出には自分達で広告枠を買う「広告」と、メディア側から取材を受けて露出する「広報・PR」の2種類があります。
前者は費用を払えば露出できますが、後者はメディアから依頼がなければ実現できません。
そこで、プレスリリースを出したり、こちらから企画を持ち込むなど、メディアへの働きかけが欠かせません。
継続的にメディア露出をし、企業の認知度を広げるためにも計画的に施策を行いましょう。