この記事では次の内容をまとめています。
・プレスリリースとは
・プレスリリースを出すメリット
・プレスリリースの送り方
プレスリリースを出したいけれどやり方がよく分からない方が知っておくべきことを全てまとめました。
プレスリリースとは
プレスリリースとは簡単に言うと、企業が報道機関やメディアに向けて新しい情報を発表する公式文書のことです。
かつては新情報を発表する行為を「プレスリリース」と呼んでいましたが、最近では発表された文書のことを指します。
プレスリリースで発表する内容は
・新サービス・新商品の発売
・新規事業について
・キャンペーン情報
など様々です。
プレスリリースでは文章はもちろんのこと、内容を分かりやすく、そして詳しく説明するために画像や動画を添付することもあります。
プレスリリースは一次情報なので、メディア関係者の目に留まれば文書の内容がコンテンツや記事として取り上げられることもあります。
記事化されればメディアを通して企業のニュースが広く社会に伝わるため、プレスリリースは広報活動の1つとして使えます。
プレスリリースを出すメリット6つ
この章では企業がプレスリリースを出すメリットをご紹介します。
1.商品や企業の認知が広がる
2.企業の信頼性が上がる
3.ステークホルダーに直接メッセージを届けられる
4.採用に繋がる
5.反応からマーケティングに使える情報を集められる
6.業務提携に繋がる
商品や企業の認知が広がる
プレスリリースの内容がメディアで取り上げられると、情報が拡散され、認知が広がります。
また、ニュースを見た人が自分のSNSでシェアすることでさらに拡散する効果も期待できます。
その結果、自社を知らなかった人にリーチします。
企業の信頼性が上がる
メディアという第三者によって記事化されることで、企業や情報の信頼性が上がるというメリットもあります。
中でも大手の有名なメディアに取り上げられると、その効果は大きくなります。
これは広告や自社メディアでの発信といったやり方にはない強みです。
BtoBの場合、企業の信頼性は意思決定の際に特に重要視されるポイントなので、メディアで取り上げられた実績は有利に働くでしょう。
ステークホルダーに直接メッセージを届けられる
ステークホルダーとは企業に関与し、影響を受ける人のことで、日本語で簡単に言うと「利害関係者」です。
プレスリリースはメディアだけに届くものではありません。
配信サービスのサイトに掲載されれば誰でも内容を見ることができます。
つまり、顧客、取引先、株主、金融機関、求職者に直接企業のメッセージを届けることができます。
・企業の方針
・新たな取り組み
・事業の方向性
を一次情報として届けるため、誤解のない正確な情報を伝えられます。
企業姿勢を明確に示したい場面でもプレスリリースは有効です。
採用に繋がる
プレスリリースは採用活動においても大きな効果を発揮します。
・新サービスの立ち上げ
・社会貢献活動
・働き方改革
などを発信することで、企業の価値観や将来性を求職者に伝えられます。
求人情報だけでは伝えきれないことを知ってもらうことで、志望度が高く、より企業と相性が良い人材からの応募に繋がりやすくなり、採用のミスマッチを防止できます。
反応からマーケティングに使える情報を集められる
プレスリリース配信後の反応は、今後のマーケティング施策に活用できる貴重なデータとなります。
・メディア掲載数
・問い合わせ件数
・問い合わせ内容
・Webサイトアクセス数
・SNSでの反応
などを分析することで、市場の関心度や訴求ポイントの妥当性を把握できます。
こうしたデータは商品開発、コンテンツ制作、営業資料の改善などに役立つでしょう。
業務提携に繋がる
プレスリリースを通じて他社から提携や協業の打診を受けるケースもあります。
例えば、新技術を発表すれば「当社の技術と組み合わせることで新たなサービスを開発したい」という提案が来るかもしれません。
このように新たなビジネスチャンスやパートナーシップ創出につながる可能性があります。
プレスリリースが向いているケース6つ
この章ではプレスリリースで発信するのに向いている情報をご紹介します。
1.新商品のリリース時
2.新技術や研究結果の発表
3.会社として動きがあるとき
4.調査データの発表
5.社会性のある取り組みを行ったとき
6.イベント・セミナー開催前
新商品のリリース時
新商品や新サービスの情報はメディアに取り上げられやすく、広告費をかけずに認知を広げることができます。
・解決できる課題
・導入背景
・活用シーン
などを具体的に伝えることで、顕在顧客や潜在顧客からの問い合わせに繋がります。
新技術や研究結果の発表
・新たに開発した技術
・研究成果の発表
といった情報は業界メディアにとって価値の高い情報です。
企業の技術力や専門性をアピールすることができ、将来的な受注や提携のきっかけになります。
会社として動きがあるとき
・新規事業
・新店舗オープン
・業務提携
・合併
・組織変更
のように会社としての動きがあったタイミングもプレスリリースに向いています。
企業の成長や方向性を示すことで、取引先、投資家、求職者に安心感を与えられます。
こうした情報は定期的に発信することで信頼構築に繋がります。
調査データの発表
自社で実施したアンケートや調査結果は、メディアが記事化しやすいコンテンツです。
業界動向や消費者の意識変化など、客観的なデータを提供することで専門家としての立ち位置を確立できます。
また、調査結果を起点に自社サービスの必要性を示すことで、自然な形でマーケティングにも活用できます。
こうしたデータはグラフを用いながら説明するとより分かりやすくなります。
社会性のある取り組みを行ったとき
・社会貢献
・地域活動
・SDGsへの取り組み
・環境対策
といった情報は企業の姿勢や価値観を伝えられるため、ブランドイメージの向上に繋がります。
また、取り組みに共感した人との接点が生まれる可能性も高まります。
イベント・セミナー開催前
イベントやセミナーの告知をプレスリリースで配信すると、自社サイトやSNSだけでは届かない層にも情報が広がり、集客効果が高まります。
テーマの専門性や参加メリットを明確に伝えることで、質の高い参加者を集めやすくなります。
プレスリリースの送り方4つ
この章では企業がプレスリリースを出す方法をご紹介します。
1.プレスリリース配信サービスを使用
2.メディアへ直接送る
3.自社サイト・SNSに載せる
4.記者クラブに持ち込む
プレスリリース配信サービスを使用
プレスリリース配信サービスとは、多数のメディア関係者に一斉にプレスリリースを届けるものです。
そのサービスが運用するWEBサイトやSNSに掲載されることでメディア関係者以外の目に留まる機会もあります。
代表的なものとしてはPR TIMESや共同通信PRWIREがあります。
プレスリリース配信サービスを利用するメリットは自社でメディアリストを用意する必要がないことです。
費用はかかりますが、初めてプレスリリースを出す企業や、広く情報を拡散したい場合には有効な方法です。
メディアへ直接送る
自社でメディアリストを作成し、メールや問い合わせフォームを通じて直接プレスリリースを送付するやり方です。
テレビ、新聞、業界誌など、メディアの種類は様々です。
情報と親和性の高いメディアを選定することで、掲載される確率が高くなります。
一方で、メディアリストの作成や個別の対応に手間がかかるのはデメリットです。
自社サイト・SNSに載せる
自社サイトやSNSでプレスリリースを提示する方法です。
自社メディアに掲載すると自社に興味を持っている人にアピールでき、さらに関心を深めてもらうきっかけになります。
無料でプレスリリースを出せるのもメリットです。
ただし、サイトのアクセス数やSNSのフォロワーが少なければあまり閲覧されません。
記者クラブに持ち込む
記者クラブとは報道機関の記者で構成された取材・情報収集を行うための組織です。
プレスリリースを持ち込むには事前にルールや受付方法を確認する必要があります。
記者と直接接点を持てる点は大きなメリットです。
プレスリリース配信のやり方6ステップ
この章ではプレスリリースを出すまでの流れを手順に沿ってご紹介します。
1.プレスリリースする内容を決める
2.プレスリリースの目的を明確にする
3.プレスリリースの送り先を決める
4.プレスリリースを作成する
5.内容に間違いがないか最終確認
6.プレスリリースを送る
プレスリリースする内容を決める
まずは「何を伝えるプレスリリースにするか」を明確にします。
ここで押さえるべきは「会社にとって重要な出来事」ではなく「第三者が知る価値があるか」という視点です。
・ニュース性
・新規性
・社会性
のいずれかに当てはまる内容を選ぶことで、メディアに取り上げられる可能性が高まります。
プレスリリースの目的を明確にする
次に、そのプレスリリースで何を達成したいのかを決めます。
・認知拡大
・問い合わせの獲得
・ブランディング強化
など、目的によって、書き方や訴求ポイントは大きく変わります。
そのため、目的が曖昧なまま作成すると、読み手に刺さらない内容になりがちです。
プレスリリースの送り先を決める
配信先の選定は成果を左右する重要なポイントです。
内容に合った送り先を選びましょう。
そのためにはまず誰に届けたいプレスリリースなのかを明確にし、業界・テーマ・読者層が一致する媒体を選ぶことが大事です。
プレスリリースを作成する
実際に原稿を作成します。
ニュースの概要がタイトルとリード文だけでも伝わるようにすることで読み手の関心を引くことができます。
細かい書き方は後程ご紹介します。
内容に間違いがないか最終確認
プレスリリースは多くの人の目に触れ、ニュースや記事として取り上げられる可能性があるからこそ、内容の正確さは非常に重要です。
原稿の完成後は改めて内容に間違いがないかよく確認しましょう。
プレスリリースを送る
原稿を送付します。
このとき、送付先の担当者や、プレスリリースを見てほしい層が情報収集をする時間帯に送るのがポイントです。
プレスリリースの資料の書き方
この章ではプレスリリースの書き方を原稿の流れに沿ってご紹介します。
1.発信日・発信者
2.タイトル
3.リード文
4.本文
5.画像
6.会社概要
7.問い合わせ先
発信日・発信者
1ページ目の右上にプレスリリースの配信日を西暦の年月日で書きます。
また、その下には企業名を正式名称で記載します。
タイトル
タイトルは最初に目に入る部分で、続きを読むか読まないかを判断される非常に重要なものです。
プレスリリースの内容を端的にまとめましょう。
文字数は30字程度が目安です。
リード文
リード文とはプレスリリースの内容を要約した文章です。
ここではさらに読み進める価値があるかどうかを判断されるため、まずは結論を述べ、内容を大まかに把握できるよう、上手くまとめましょう。
本文
タイトルやリード文に比べると多くの内容を伝えることができますが、長すぎると読むのに時間がかかり離脱されるため、ここでも必要な情報を整理することが大事です。
本文に書くべきことは発表する情報によって変わりますが
・内容の詳細
・実施した背景
・根拠となるデータ
・今後の展開
といった内容を入れるのが一般的です。
画像
発表内容の理解を深めるため
・写真
・動画
・図
・グラフ
などを挿入します。
「メディアによって記事化される際に使用される」ことを念頭において選定しましょう。
会社概要・問い合わせ先
プレスリリースを読んで興味を持ったメディア関係者がすぐに連絡できるよう
・企業名
・企業所在地
・企業サイトURL
・担当者名
・担当者連絡先(メール・電話など)
などを載せます。
反応が増えるプレスリリースのポイント9つ
この章では配信後に反応をもらえるプレスリリースの作り方をご紹介します。
1.1つのプレスリリースにつき1つのテーマを扱う
2.メディア関係者が情報を集める時間帯に配信する
3.短く分かりやすくまとめる
4.数字を使って正確な情報を発信する
5.宣伝色は出さない
6.トレンドを押さえる
7.専門用語の使用は避ける
8.社会的な価値に触れる
9.画像やグラフを活用する
1つのプレスリリースにつき1つのテーマを扱う
1回のプレスリリースで発信する情報は1つだけにしましょう。
なぜなら、複数のテーマを詰め込むと、伝えたいポイントがぼやけますし、記者にとって扱いづらい内容になるからです。
新商品の紹介なら新商品の紹介のみ、調査結果の発表なら調査結果のみと、1つのテーマに絞りましょう。
メディア関係者が情報を集める時間帯に配信する
プレスリリースは送るタイミングも重要です。
メディア関係者が情報収集を行うタイミングで配信しましょう。
平日の10~15時くらいがおすすめです。
反対に、夜間や週末に送ると埋もれやすく、開封率も下がりがちです。
どれだけ良い内容でも読まれなければ意味がないので、時間帯もよく検討しましょう。
短く分かりやすくまとめる
自社のニュースを正確に知ってもらうため、あれもこれも伝えたくなるところですが、プレスリリースは端的に分かりやすくまとめるのがコツです。
記者は1日に大量のプレスリリースを確認しています。
そのため、文章が長すぎると最後まで読まれませんし、内容が回りくどく、理解しづらければ読むのを止めてしまうでしょう。
プレスリリースでは結論を先に書き、必要な情報を簡潔に伝えることが重要です。
「ざっと読んで内容が理解できるか」を意識して書きましょう。
数字を使って正確な情報を発信する
「多い」「珍しい」「人気の」といった曖昧な表現ではなく、具体的な数字を使って正確な情報を届けましょう。
数値は客観性を担保する重要な要素で、説得力や信頼性が増しますし、記者にとっても扱いやすい情報になります。
宣伝色は出さない
プレスリリースは広告ではありません。
情報をメディアや世間に提示するものです。
そのため、過度なアピールをすると宣伝と判断され、記事化に繋がりにくくなります。
そこで、あくまで「事実」を淡々と伝えましょう。
トレンドを押さえる
トレンドに合ったテーマは、それだけでニュース性が高まり、メディアにとって扱いやすい内容になります。
・最近の流行
・法改正
・業界動向
・季節性
など、今注目されている話題と関連づけられるニュースがあればプレスリリースで発信しましょう。
専門用語の使用は避ける
プレスリリースは業界外の人にも読まれます。
業界内では当たり前の言葉でも、記者や一般の人には伝わらない場合があるため、専門用語はなるべく使わないようにしましょう。
誰が読んでも理解できる表現に言い換え、どうしても専門用語を使う必要がある場合は簡単な補足説明を加えると良いでしょう。
社会的な価値に触れる
社会性が高い話題もメディア関係者の注目を集めます。
プレスリリースで「社会にどんな影響を与えるのか」を示すことで、単なる企業発表からニュース性のある話題になります。
例えば新商品や新サービスに関するプレスリリースを出す場合、
・業務効率化を促進し、人手不足を解消できる
・忙しい共働き世代の負担を軽減する
・高齢者や身体的制約がある人の移動を楽にする
このようにアピールすると、記者が記事の切り口を見つけられます。
画像やグラフを活用する
文章だけのプレスリリースよりも、画像やグラフがある方が情報を理解しやすくなります。
・製品の全体写真
・製品・サービスを実際に利用している様子を映した動画
・調査結果のグラフ
などは特に効果的です。
メディアがそのまま使える素材を用意することで採用率を高めることができます。
プレスリリースを出すときの注意点5つ
この章では企業がプレスリリースを出すときに注意すべきポイントをご紹介します。
1.詳しく見たくなる工夫をする
2.内容が分かりにくいとメディア露出に繋がらない
3.メディアの報道内容には関与できない
4.問い合わせが急に増加することも
5.関連性の低いメディアを選ぶと効果が期待できない
詳しく見たくなる工夫をする
プレスリリースから記事化に繋げるには「最後まで読んでもらうこと」が重要です。
そこで、最初にタイトルやリード文で結論を簡潔に伝えつつ「どんな社会的価値があるのか」「なぜ今なのか」といった興味を引く要素を盛り込みましょう。
最初に全て説明し切るのではなく、タイトルやリード文では簡単に伝え、詳細は本文で補足する構成にすることで、記者が「もう少し知りたい」と感じやすくなります。
内容が分かりにくいとメディア露出に繋がらない
プレスリリースの内容はそのまま記者が記事にするときに参考にする情報となります。
つまり、記者が内容を理解できなければ、当然記事化されることはありません。
記者は短時間で多くのプレスリリースに目を通します。
そこで、専門用語の使用を避け、情報を絞って分かりやすくまとめ、最初に目を通したときに一発で内容を理解してもらうことを目指しましょう。
メディアの報道内容には関与できない
プレスリリースの内容が記事やニュースになるとき、どのような切り口で報道されるかはメディア側の判断に委ねられます。
必ずしも自社の意図通りに掲載されるとは限りません。
また、記者が誤って情報を解釈することで思いがけない報道のされ方になることも。
そのため、誤解を招かない表現をし、誰でも同じように情報を理解できるように書き方を工夫する必要があります。
問い合わせが急に増加することも
メディアで取り上げられた結果、企業への問い合わせが急激に増加することも考えられます。
ここで対応が追いつかなければ機会損失になってしまいます。
そこで、
・問い合わせ対応の人員を増やす
・対応フローを決めておく
・担当者不在時の対応方法を決める
・企業サイトにFAQを掲載する
このように露出後を見据えて準備をしておきましょう。
関連性の低いメディアを選ぶと効果が期待できない
プレスリリースをどこに送るかは非常に重要です。
重要なのは数ではなく、内容とメディアとの関連性です。
業界や読者層が一致するメディアを選ぶと掲載される可能性が高まります。
反対に、あまり関連性のないメディアに送ると、記者の興味を引くことはできず、報道もされません。
闇雲に送ると労力が無駄になってしまうので、適切な送り先を選びましょう。
プレスリリース配信サービスを選ぶときのポイント8つ
この章ではプレースリリースの配信サービスを選定する際に見るべきポイントをご紹介します。
1.PV数
2.費用
3.メディアリスト数
4.SNSフォロワー数
5.文字の装飾が可能か
6.図や画像を埋め込めるか
7.サポート体制
8.効果測定が可能か
PV数
配信したプレスリリースがどれだけ閲覧される可能性があるかを判断する重要な指標です。
PV数が多いほど、多くの人やメディア関係者の目に触れる機会が増えます。
ただし、単純な数字だけでなく「どの層が見ているか」も重要です。
ターゲットと読者層が合っているかも確認しましょう。
費用
配信サービスによって料金体系は大きく異なります。
・月額制
・従量課金制
など、様々な種類があり、予算や配信頻度に合ったものを選ぶことが大事です。
安さだけで選ぶと機能やサポートが不足し、満足のいくプレスリリース配信にならない可能性があるので注意が必要です。
メディアリスト数
プレスリリース配信サービスが提携しているメディアや記者の数はリーチ数を左右します。
ただし、多ければ多いほど良いというわけではなく、自社のリリース内容に合ったメディアへ届けられるかどうかが大事です。
SNSフォロワー数
プレスリリース配信サービスがSNSを運用している場合、そのフォロワー数も判断材料になります。
フォロワーが多ければSNSで一気に拡散され、メディア関係者だけでなく一般の人にも情報が届きます。
文字の装飾が可能か
最後までプレスリリースを読んでもらうには文字の装飾を使うというやり方があります。
・太字
・文字を大きくする
・文字に色をつける
など、文字装飾を行うと視認性が高くなり、読みやすさは大きく変わります。
一方で、装飾がなく、全て同じ色、大きさ、細さで書かれていれば読むのが大変ですし、重要なポイントが伝わりにくくなります。
図や画像を埋め込めるか
画像や図を本文内に埋め込めれば情報の理解が深まりますし、記事にしたときのイメージが湧きやすくなり、採用率は高くなります。
ただ添付するのみか、それとも本文中に挿入することも可能かを確認しましょう。
サポート体制
トラブル発生時や、分からないことがあるときにサポートしてくれるサービスがあると安心です。
効果測定が可能か
・PV数
・開封率
・クリック数
・掲載数
といった数値が確認できると、次回の配信のやり方の参考になり、プレスリリースの成果を継続的に高めることができます。
プレスリリース配信の有料サービスと無料サービスの違い
この章ではプレスリリース配信の有料サービスと無料サービスの違いを比較してご紹介します。
有料のプレスリリース配信サービスの特徴
有料のプレスリリース配信サービスの強みはなんと言っても配信先メディアの数と質です。
・新聞社
・Webメディア
・業界専門誌
・記者
など、精度の高いメディアリストを保有しており、狙った業界・地域・テーマに合わせて効率的に情報を届けられます。
また、
・掲載実績データ
・PV数
・転載数
などの効果測定が可能な点も魅力です。
費用はかかるものの、情報を確実に届けたいときは有料のプレスリリース配信サービスを利用するのがおすすめです。
無料のプレスリリース配信サービスの特徴
プレスリリース配信サービスには無料のものもあります。
コストをかけずに情報発信をしたい企業におすすめで、資金が少ないスタートアップや個人事業主でも気軽に利用できます。
ただし、無料のプレスリリース配信サービスは拡散力が有料のサービスに比べて弱い傾向があります。
また、検索エンジンでの掲載順位が低かったり、他のプレスリリースに埋もれやすい点も注意が必要です。
無料のサービスを利用するなら、掲載後に自社サイトやSNSで紹介したりして、より多くの人に見てもらう工夫をしましょう。
プレスリリース配信後に企業がやるべきこと6つ
この章ではプレスリリースを出した後にすべきことをご紹介します。
1.掲載状況を確認する
2.自社メディアでプレスリリースを紹介する
3.社内で報告する
4.採用メディアに掲載する
5.既存顧客やリードに伝える
6.反響を分析する
掲載状況を確認する
まずはどのメディアに取り上げられたかを確認しましょう。
どの媒体と相性が良いかが分かり、次回以降のプレスリリース戦略につながります。
また、掲載内容を見て誤情報が載っていないか確認することも大切です。
自社メディアでプレスリリースを紹介する
配信したプレスリリースは、
・公式サイトのニュース欄
・自社ブログ
・SNS
などのチャネルで紹介しましょう。
自社が持つ媒体も使うことでメディア掲載に頼らずにさらに情報を広げられます。
また、こうしたメディアを見る人は自社やサービスに対して既に関心がある層なので、閲覧率も高く、さらに教育するきっかけになります。
SNSは拡散性があるので認知拡大にも役立ちます。
社内で報告する
社内への共有も欠かせません。
・配信した背景
・狙い
・掲載状況
などを共有することで、社員全員が同じ情報を持ち、営業や商談に活かすことができます。
また、社員のモチベーション向上にも繋がります。
採用メディアに掲載する
メディアに取り上げられた実績を採用サイトに掲載すれば「勢いのある企業」「挑戦し続ける企業」といった印象を与えられ、応募数増加や、より相性の良い人材からの応募に繋がる可能性があります。
既存顧客やリードに伝える
プレスリリースは新規だけでなく、既存顧客や見込み客にも届けたい情報です。
・メールマガジン
・LINE配信
・営業フォロー
で共有すれば、企業への信頼感が一層高まり、良質な関係の維持や案件化に繋がります。
製品アップデートやサービス改善に関する内容であれば、顧客満足度を高めるきっかけにもなります。
反響を分析する
・掲載数
・SNSでの反応
・問い合わせ数
・公式サイトのアクセス数
などを確認し、どの角度の情報が効果的だったのか分析します。
良かった点や改善点をまとめ、次回以降の
・タイトル作成
・配信タイミング
・ターゲット設定
などに活かせば、より反響のあるプレスリリースになるでしょう。
プレスリリースとニュースリリースの違い
プレスリリースとニュースリリースは、どちらも企業が新しい情報を発信することを言いますが、届ける相手が少し異なります。
プレスリリースは新聞社やテレビ局などの報道機関に向けて発信される一方、ニュースリリースは顧客や取引先なども含めたより幅広い対象に直接公開する文書を指します。
ただし、最近ではどちらもほぼ同義とされています。
プレスリリースと広告の違い
広告は企業が費用を払って広告枠を購入するため、確実に世の中にアピールすることができます。
一方で、プレスリリースは無料で発信することができますが、掲載するかどうかはメディア側が判断するため、必ずしも報道されるとは限りません。
また、掲載内容について、広告では自社で決めることができますが、プレスリリースの場合は報道機関が決めるため、必ずしも狙った通りに発信されるとは限りません。
ただし第三者による報道として取り上げられることで客観性が生まれ、広告より信頼性が高く感じられるメリットはあります。
まとめ
プレスリリースは企業の新しい情報をメディアや記者個人に発信する公式文書、またはその行為そのものを指します。
プレスリリースからメディアでの記事化を実現するには記者に「記事にしたい」「これはニュース性がある」と思わせることが大事です。
そのためにも、今回ご紹介した内容を押さえながらプレスリリースを作成してくださいね。
